江戸流・和太鼓-4
二人の打ち頭による和太鼓!
参加型和太鼓ユニット「打楽」

 

二人の打ち頭による和太鼓!
参加型和太鼓ユニット「打楽」
◆ 鑑賞会レポート ◆

10種類20個以上の和太鼓や鳴り物の数々を激しく打ち鳴らす力強い雄姿。
太鼓を打つ時の舞うような所作が美しく華やかな「打楽」
体験コーナーや太鼓とみんなの手拍子のリズム合戦など、参加しながら
日本の打楽器や、日本古来のリズムに親しめるプログラムです。

 


* 打楽 スタートダッシュ

 「ドンドン」「カラカラ」という伝統的な和太鼓のリズムから始まり、最後には激しく強く太鼓を打ち鳴らします。
息の合った二人の掛け合いが見物です。

 

 

* 和太鼓の紹介

 和太鼓は造りは単純ですが、奥の深い楽器です。
ここでは色々な太鼓の造りや、材料などをご紹介します。

 
「和太鼓を生演奏で聞いたことがある人?」の質問にパラパラと手が挙がります。
お祭りなどで活躍する日本の代表的な楽器ですが、意外と少ないのですね。

 

* 祭りだワッショイ乱れ打ち【リズム合戦】

拍子木に合わせて日本のリズムを手で叩きます。
難しいリズムも出てきますよ!
先生方にも挑戦して頂きました。
生徒さんたちが見つめる中、先生も緊張…
みんなの手拍子が上手くいくと、打楽の二人は華麗な演奏を見せてくれます。

 

* その他の太鼓、鳴り物の紹介

 団扇の形をした団扇太鼓や、木頭(拍子木)、法螺貝などをご紹介します。

 

* 雪音白梅太鼓

 雪がしんしんと降っている情景を表した「雪音」をご紹介します。厳しい冬を乗り越えて、梅の花がほころび始めるという、春の予感を唄った曲です。
 小鼓を打つ時の掛け声もまた荘厳な雰囲気を創り上げます。

静かな鈴の音から始まります。
鼓の音が冷たく乾いた冬の
空気を表しているようです。
ゆったりとした時の流れを
感じさせる大太鼓の響き。

 

* おに

 打って変わって、“静”から“動”へ。
法螺貝と銅鑼の音に導かれるように、人々を災厄から守ってくれる神様、鬼が登場します。

 初めは「コワイ!」と言っていた低学年の生徒さんたちも、太鼓を打ち鳴らし、見得を切る鬼の仕草や様子が分かってくると、よく見ようとして伸び上がっていました。

 

* 体験コーナー

「みんな目をつぶって、太鼓を打ってみたい人、手を挙げて〜!」
お兄さんに肩を叩かれたラッキーな生徒さんが代表となり、打ち方を習います。

 初めは腰が引けていたみんなも、教えてもらって何度も打っているうちに様になってきました。

 
腕の力を抜いて、太鼓の中にバチをストンと落とすように手を降ろすといい音が出るんですって。
舞台に呼ばれなかった生徒さんたちも、腕を振り上げて太鼓を打つ真似をしていました。

 

* 両面二段打ち

 世界でも注目される江戸助六太鼓の華麗な打法です。
二人の打ち手が入れ替わり立ち替わり、二つの大太鼓を打ち鳴らします。

緩急の利いた日本のリズムを美しい所作で…
力強く激しく…見事なコンビネーションです。
太鼓を打ちながら軽やかに舞います。
二つの太鼓の早打ち!

 

* アンコール「てとてとて」

 最後にもう一曲プレゼント! みんなの手拍子に合わせて、大太鼓と締太鼓の掛け合いです。

締太鼓は、肩からこんな
ストラップを付けて演奏。
途中、太鼓と手拍子のリズム合戦も…
隣のお友達と楽しそうに手を
叩き合っている子もいました。

 木や皮や紐など、自然のもので造られている和太鼓は、季節や気温でも大きく音と響きを変えてしまう打楽器です。
単純だけど複雑。繊細だけど大胆。
その極端な二面性が多彩な音色と表現を生み出す源なのかもしれません。
 床を伝って体全体をビリビリと震わせる和太鼓の演奏に、日本の魂を感じました。